小金井の夏の風物詩として

「小金井阿波おどり」っていつから始まったの?

「ヤットサーヤットサー」の掛け声とともにやってくる、小金井の夏。「小金井阿波おどり」は、もともと盆踊りを開催していた駅前商店会が、会場確保が難しくなったので、代わりのお祭りとして1979年に始まりました。

今は「小金井阿波おどり」は東京都内でも有名だよね

ムサコ通りで開催した第1回は5~6連が参加する小さな大会でしたけど、その後、小金井街道・武蔵小金井駅北口、そして南口にも会場が広がり、2017年には招待連を含め36連が参加しました。今では、都内有数の阿波おどり大会のひとつとして親しまれています。

今、小金井市内には20弱の団体があります。高円寺を除けば、都内で地元連がこれだけの数ある町はないでしょう。そのうち約半分が有志の連で、近隣で開催される大会にも参加しています。そこで他の地域の連と交流が生まれ、招待連として小金井へ招く流れも生まれています。

8月に開催する地域が多い中、7月開催の小金井は都内の阿波おどりシーズン開幕を告げる大会でもあり、招待連も意気込んでやってきます。

「小金井阿波おどり」はどうしてこんなに続いているの?

そんな小金井阿波おどりの発展は、参加する連の協力があってこそです。

現在、小金井阿波おどり振興協議会の中に連長連絡会が組織され、「小金井の大会のために」と、さまざまなご協力を得ています。

以前は、自分たちの連だけに意識が向きがちでしたが、その意識が変わったきっかけのひとつが2011年の東日本大震災でした。開催中止は避けたいという各連の思いと実行委員会の思いが一致して、開始時間を早めて照明なしで行いました。

小金井阿波おどり振興協議会とは

小金井阿波おどり振興協議会は、阿波おどり大会を通じて市民の親睦と交流を図り、各々の活動を通して文化発展に寄与することを目的とする任意団体です。